こんにちは神崎慎一郎です。
前回紹介した出雲大社。
おかげ年ということで、大国主のご配慮で八足門が解放され桜門まで行けました。
本殿の裏手にある「素鷲(すが)の社」は20年前に訪れた際、社のかなめ石に触れ「びりびり」と電気ショックが走ったことを覚えています。
「スサノウの力、恐るべし」です。
そんなわけで今回はスサノウについて話を進めていきます。
「新説国譲り」もいよいよ終盤、スサノウの話です。
この出雲地方には魅力的な多くの神社が点在しており、興味は尽きませんが、どうしてももう一度、須佐神社には行ってみたいと思っていました。
私たちの旅の道順は時代をさかのぼっていますので、まずはスサノウ終焉の地「須佐神社」に向かいます。
国道184号線を広島方面に南下します。神戸川(かんどかわ)沿いを登って行き県道34号線沿いに左折します。
佐田町方面に向かうのですが、もうこのあたりは何とも言えない「癒しろ地」のエネルギーというか「癒される」といったエネルギーが周囲に漂っています。
なんなんでしょうね。この感覚は?
私が20年前に来た時もやはりこの「癒される」といったエネルギーが漂っていました。
不思議なことに私はこの地に長く留まりたい、住んでみたいという衝動に駆られます。
やはりスサノウも晩年は力が弱りこんなエネルギーのたまる地を選んで住んだのでしょうか?
素鵝川(そがかわ)が流れており、すぐ横を須佐小学校という、うらやましい名前の小学校を通り過ぎると終点が須佐神社です。
道は左右に分かれて、続いていますが県道の終点に須佐神社はあります。
「須佐大宮」という石柱の横に石の鳥居があり、そこから一直線上に門がありその先に出雲式のしめ縄がかかりっている建物がありました。
舞屋の奥に拝殿が見えまます。
大社そしてこっちが本殿です。
造りのこじんまりとした神社ですが、癒される感は半端じゃないです。
この神社、いつも行く神社と何か違います。
「はっと気が付きました。」この神社には境内にご神木がない。
だから周りが明るい、まるで普通の家の敷地のようです。
地面も変です。さらさらとした海岸のような砂地です。
大きな石(握りこぶしくらいの)石もない。不思議な空間。居心地がいい。
「ふつうあるものがなくて、無いものがここにはある」そんな感じが漂っている。まるで暖かい誰かの意思の中にいるようです。
少なくても私には居心地がいいこんな場所が日本にあったんですね。
全景はこんな感じ。背後にはご神木がそびえたつ。
右手にある社務所でご朱印をいただきました。
朝早かったので神主さんとお話ができました。
実は神主さんも若いときは大阪でサラリーマンをしていたそうですが、やはり居心地の良いこの須佐の地に戻ってきてしまったようです。やはりここには何かある。
この神社以外の他の場所に。私の心の中でざわざわと何かがざわめき立ちます。
その場所はまたの機会に探るとして。
この神社には「七不思議」あって一番目立つところに井戸があります。
その一つが「塩井(しおのい)」という井戸です。
この井戸は稲佐の浜(出雲大社から西に向かって歩いて行くとすぐにある浜)に続いていて満潮時には塩が噴き出てくるといわれている。
スサノウはこの井戸の水でこの地を清めたといわれており、この地自身何らかのパワーがあったがスサノウによって清められそのパワーを十分に引き出したというのが真相だったのでではないか?そんな気持ちを感じた井戸でした。
若干塩味がするというので飲んでみたが、私には塩味は感じられなかった。
また謎の囲いがあり「奉納玉垣」とありその横には「まほろば基金殿」と書かれていた何のお祭りごとなのだろうか?
神殿裏手にあった大杉の「こだま」を手に入れることができた。
多くのスピリチュアル・カウンセラーの方がこの神社にはパワーがあると言っていたが、
私はこの一帯に近づいた時点で強いパワーを感じていた。
ここは一点がパワースポットではなく、村全体が結界に囲われたパワースポットだと感じた。それは何十年も前に自身で感じ、また今も感じるということは必ずこの地に「スサノウ」に由来のすさまじいパワー原が存在するのだろう。
また神殿に向かう途中にも意味不明の囲いが・・・・。
亀のようでもあるが、「雨壺(あめつぼ)」のように犯すとたたりがあるので今回はこの辺で退散することにしよう。
次回訪れてたときには神主にまた聞いてみることにします。
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