こんにちは神崎慎一郎です。
今回は静岡県で見られる不思議な文字が刻まれた石の話をします。
この石を見ることができるのは静岡県浜松市水窪町にある水窪民俗資料館です。
水窪といえばあの有名な、7年周期で山中に現れる不思議な池で有名ですよね。
ここは浜松市からなんと40キロも山奥に入った場所にあるんですよ。
そんな水窪にある奇妙な石が水窪石です。
この石は1960年(昭和35年)に当時、中学生の田中 博少年が夏休みのさなか門前坂という坂の敷石の中から発見したといわれています。偶然卵型の石をひっくり返すとその石の裏側に奇妙な文字のようなものが刻まれていたというのです。
奇妙な話ですが偶然にしてはできすぎた話にも思えますが、発見者が中学生ということもあり当時は諸説がとびかっとも言われています。
いろんな学者の先生方が、あ~だ、こ~だ議論しましたが、結局、結論は出ず今に至っています。
水窪資料館に展示されているものは現在、残念ながらレプリカという話です。
水窪石のレプリカはこの民俗資料館で見ることができます。
本物は本人が所有していると聞きました。
この石自体は水窪地区で産出される石ということで発見した場所と産出した石の種類は一致しているので、水窪産ということは間違いないらしい。
幅約20㎝、厚さは約7㎝、重さは意外と重く7.4㎏あり表面はなめらかで、まるやしかく、矢印型の文様が刻まれています。
この石は国学院大学や玉川大学の先生が解読を試みましたが、いまだにこの石に関して詳しく解明はされていません。
なぜならこの石に刻まれた文字には文字特有の規則性が見当たらないとしているが、
この程度の文章量では致し方ないと感じた。
水窪石に刻まれた文字は世界的に見てみても類似する文字とよばれるものに該当するものがないとされる。
また出土した条件が極めて異例なため、土中から出たという痕跡が不明であるなどが挙げられると指摘している。
ただ、ある学者の方はシュメール文明の楔形文字に酷似しているという噂があり解読を試みた結果、
水窪石の話は実はこの続きがある。
この手の石はあと2つ発見されていたのだ。
発見場所はなんと古民家の床下からだった。
先人がどこからか拾ってきて民家の土間にでも転がしていたが、いつの間にか忘れ去られたものらしい。
この石はある人が数億円の価値があるといいったため、現在は発見された民家の家主が保管しているという噂があるが
今となっては見たものがいないため行方が知れない。
一方の石は調査名目で貸し出され、現在、行方不明であるという。お粗末な結果となっている。
浜松は元来、貝塚や三ケ日原人あるものも発見されており、旧石器時代から盛んに村々が形成されてきた傾向がある。
こう考えるとしっかりとした研究が望まれる。
また日本にはペトログリフと呼ばれる岩石に刻まれた文字や羊皮紙に書かれたヲシテ文字なる神代文字が多く存在している。
例えば アヒル草文字 、アヒル文字 、とよくに文字 、出雲文字、 ひふみ文字、 対馬文字、あないち文字 、カタカムナ 、
別名六甲文字などなど。今後研究していきたい。
こう考えると事実神代文字が存在していたことは事実で、しかもこの日本に数多く存在する。
これは立派な学問であり、オカルティックだからと言ってそれに触れないというアカデニズムの姿勢は
実にもったいないと感じるのは、やはりミステリーハンターとしての気質だからと感じてしまう。
それにしても長野県との県境にあるこの村には西浦田楽と呼ばれる神楽があったり、山の上には山犬を祭る神社が存在し、
ミステリーの宝庫である。今後の調査が楽しみである。
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