こんにちは神崎慎一郎です。
今回は以前もお送りした、「葦嶽山(あしたかやま)」をおおくりします。「あしたかやま」と入力すると「愛鷹山」がでてきます。
実は愛鷹山は私たちが住む、静岡県にある山ですが広島県の葦嶽山と同じとされ実は陰陽をなしているとも言われています。
どちらが陰でどちらが陽かはわかりませんが、ある意味静岡県の愛鷹山も詳しく調べてみたいものです。
25年前と3年前にこの山に登りまた。
この山は「日本のピラミット」と呼ばれる以外にもツチノコやヒバゴンなんかも有名で妖怪変化、化け物の類も多いといわれています。
私の場合ご多分に漏れず、この山に入ると何かわけのわからない物にずっとつけられている気配を感じます。こういう感覚はあまりしません。どちらかというと心霊体験に近いと感じました。
それでは今回の「葦嶽山」登山の一部始終を紹介して行きましょう。
今回は野谷ルートを選択しました。
ここは酒井たち一行も登ったルートでかなり奥まで車で行くことができます。また車で行ける限界点にはかなり広い駐車場があり、トイレもあるので初めて行かれる方はこちらを利用するほうがいいでしょう。
灰原ルートという選択肢もありますがこのルートは25年前に林道工事をしていた場所で、3年前はこの灰原ルートのほうが近いかなと思い選択して登りましたが、どちらのルートを使っても山頂までは1時間ほどかかります。
車で奥へ行くほど道が心細くなり、こんなところに広い駐車場があるのかと疑いたくなります。我慢して進んでください。目の前がぱっと開けて広い駐車場があります。
25年前とほとんど変わっていませんが、トイレは入れ替えたようです。あまりきれいではありませんが他の登り口にはないのでありがたいと感じました。
また余談ですが、これから行こうとする方はこの野谷ルートをお勧めします。
灰原ルート新しく整備されていますが、多くの登山口が存在して登ルートによっては道が荒れていて登りにくいうえ、分岐が多く迷いやすいのが難点です。
また、必ずしも林道を一番奥まで行ったからと言って山頂に近いわけではないようです。もしこのルートしか選択肢がないのならGPSを持っていくのが賢明でしょう。下手をすると車を置いた場所から数キロも離れた林道に出てしまうこともあります。3年前私たちも迷ったので参考までに。午後の登山は下山が夕方近くになると暗くなるので注意が必要です。
それに比べ野谷ルートの登山道は一つなので迷うことはありませんが林の中を進む道なの
で、険しいため山登りの準備が必要です。滑りやすいので足元には十分注意が必要です。
登山道を奥へ奥へと進んでいきます。最初は割と平坦ですが徐々に険しくなってきます。
番谷あいを進んでいくと巨石群が累々としています。
ここには四角い石がごろごろしています。
このあたりから葦嶽山と鬼叫山の麓のようで一挙に急斜面へ、このあたりからしっかりした形の岩があります。
ここには何かの排出口のような形の岩があります写真でしっかり確認できるかわかりませんが参考にしてください。
ところで何故この野谷ルートを選択したかといえば、このコースは25年前に登山したコースで、前々回に大きな後ろ髪をひかれた場所でした。
その後ろ髪というのは、「大きな白い壁」でした。壁?と思われる方がいますが、どうしてかわかりませんがこの時はその白い大きな壁というか崖に心を惹かれました。あの壁の麓に行ってみたいと・・・・。その場所は山頂の分岐から10分くらい下った右側の斜面奥にありました.かなり大きな壁のような崖でしたので、確認のためどうしても野谷ルートを歩きたかったのです。
それにしてもこの山に入ってこの麓まで来ると、いつも妙な感覚に襲われます。
その妙な感覚というのは誰かが後からついてくるような感じで常に見られているような感じがあるのです。
実はこの感覚、私だけではなく他の多くの人が感じているようで、単なる「気のせい」というたぐいのものではないようです。
この山に登ると多くの人がこの気配を感じるようで、実に不思議な感覚と言わざるを得ないでしょう。
そんな中、「猿のような猿人を見た!」という目撃例が多発したため、これを比婆郡にかけ、「ヒバゴン」呼んだというのが真相のようです。
また、私はこの山に登ると山頂近くの分岐点でまったくと言っていいほど、会話のかみ合わない人々に出くわすのですが・・・・・・。
これも不思議な体験です。
結局、排出口のような石を写真に収めただけで「白い壁は」は見つけられませんでした。
帰りに機会があると信じ、分岐点に着いて一休みしていると、何やらもにょもにょと人の声のようなものが聞こえます。前々回もこの場所で人に会いました。
相方は何も聞こえないようで「えっ!」と言ってましたが、その声はだんだん大きくなり、その場所には似つかわしくない。老夫婦が突然、葦嶽山山頂方面から降りてきました。
この人たちがちょっと変わった会話をする人たちなのです。
どんな会話かといえば、こんな感じ。
「こんにちは。」とあいさつはしますが、
「広島から来たんですが妻が足が悪くて、こんな近くのよく知らない山に登ってきました。」
と相手が言っています。広島?近くなのにこの山を知らない?あまりにも不自然です。
私たちも「そうですか私たちは遠くから車で来たんですよ」と返す。
でも変なんです。その人たち。
服装は軽装でいかにもトレッキングといった感じでした。
でも待てよと思いました。
足が悪いのなら1時間近くの登山なんてちょっと考えられませんよね。
それにリョックも一切背負っていない。
私が聞こうとすると、「反対側の葦嶽山山頂方面から来たのだけれど、急な斜面だったのでリュックを山頂に置いてきた。」というのです。見ると元気そうな奥さんに見えましたが・・・・・・。
妙な胸騒ぎがします。
「へーそうなんですか」と言葉を返しましたが、初めて来た場所のわりには何故、葦嶽山山頂への道が急なんて知っているのでしょうか?
それにいくら急でもリュックを山頂に置きっぱなしにしますかね。私ならしませんが・・・・。
老夫婦は私たちと一緒に鬼叫山を散策。肝心の神武岩や鏡石を見るわけでもなく景色を写真を撮るわけでもない。変な人たちでした。
私たちが「それじゃ失礼します」というと老夫婦も会釈をしましたが結局、私たちの後をついてきて葦嶽山山頂までぴったりと同行されてしまいました。
これが足の悪いと言っていた奥さんの登りが早いこと、ほとんど私たちと一緒だったのには驚きました。
それから何か変だと思っていた私たちは、別に老夫婦と会話することはありませんでした。
私たちは山頂で昼飯を食べましたが老夫婦は昼だというのに食事も取らず何やら話していました。確かにリュックは山頂ありましたが・・・・・。結局、私たちが葦嶽山山頂から下山するまで一緒に山頂にいたのには驚きです。写真でもとるのかと思いましたがそれもなく変な老夫婦でした。
ほどなくして下山しましたがその時にはあの監視されているような感覚はなく。
結局、白い壁も見つけることはできませんでした。
残念です。次回、機会があればこの山に挑戦したいです。
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