ここが本当の縁結びの神様「八重垣神社」
八重書き神社は須佐神社とは反対方向にあります。
松江市の南側の山沿いにあるこの神社は意外と広い駐車場があるので車でもじっくり見ることができます。
八岐大蛇を退治したスサノウの命がクシナダヒメと新婚生活を送った場所である。
もともとクシナダヒメはスサノウがひとめぼれしたことでも有名で「日本の乙女の花」とうたわれるほどの美しさであったとされています。
「八雲たつ、出雲八重垣妻ごみに、八重垣つくる、その八重垣を」
という歌を歌ってよろこんだとされ、古事記にも出てくるこの歌は日本最古の和歌として知られています。
実は縁結びは「出雲大社」ではなく、この地が本物。
結婚、出産、夫婦円満、安産など女性にとっては聖地といっても過言ではない。
本殿は出雲式のしめ縄が下がりなんとなく女性が多いのがお分かりだろうか?
それはこんな同祖神が祭られていることでもわかるが、女性は皆これを撫でていくそうな?
ここでもご朱印がもらえるが「結び」とは真に縁起が良い。
実はこの神社の本当のすごさはここにはない。
この神社の社務所で占いの札を購入する。
女性はたいてこれが目当てで来る。
この札を持って裏手の池「鏡の池」で吉凶を占うのだ。
この池はクシナダヒメが八岐大蛇から避難していた際、毎日、みそぎをした場所とされている。
この池で購入した占いの札を池に浮かべその上にコインを置く、紙が水にひたると神託が現れて、池の底に早く沈めば良縁に早く恵まれ、遅ければ縁遠いということになる。
よく見ていただきたい。この写真の白く映っているものは木漏れ日ではない。
丸い球が無数に水中に現れて光っているのだ。
まるで人々の魂のように・・・・・。
次々に吉凶を占う人が絶えない。
良縁を望むならこの神社は必見である。
それにしても何と良縁を託す人が多いのか、お盆休みのない神様も大変である。
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